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日本初記録!シュリケンヤドリクラゲが学術誌で報告されました!

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日本初記録!シュリケンヤドリクラゲが学術誌で報告されました!

海きららでは、定期的に九十九島周辺でクラゲの採集、調査・研究を行っておりますが、
このほど2021年10月19日に採集した個体が日本初記録のクラゲであることが分かりました!

このクラゲは、地中海で新種として確認されており、ヤドリクラゲの一種です。
クラゲの胃盲嚢と胃嚢を合わせた形が手裏剣のように見えることから和名は「シュリケンヤドリクラゲ」と命名されました。

今回は、高知県と沖縄県で採集されたものと合わせて6個体が2022年9月20日に公益財団法人黒潮生物研究所と九十九島水族館の共著論文で学術誌に報告されています。

今回生体展示はしていませんが、クラゲ研究室のパネルやモニターで紹介していますので、
ぜひご覧ください♪
今後も不思議なクラゲの生態を知っていただけるよう調査・研究に努めていきます!

和名シュリケンヤドリクラゲ
学名

Cunina simplex(クニナ シンプレックス)

大きさ傘径0.7~2.1㎜
分布域佐世保市俵ヶ浦町、高知県幡多郡大月町、沖縄県国頭郡本部町